デイサービスゆんたく活動日記

今年も暑い夏でした！

皆さん元気にご利用されました。職員よりも・・・。
毎年暑くなっていきますが、熱中症になる方はいませんね。

いよいよ9月に入りました。二学期は一番長いですが、
大人になると秋は早く過ぎますね。

まだまだ残暑きびしいですが、頑張っていきましょう！

あまり来ない利用者さん。
認知症・一人暮らしのおばあさん。口ぐせは「私は記憶喪失ですねん」
週に二回の利用予定だ。
休むという連絡もあったり、なかったり・・・。
家の中で一人倒れているのか？　毎回、送迎の最後にのぞきに行く。
「足が痛い」、「用事がある」、「気分が乗らない」（これが本心だ！）
10分ほどしゃべって帰る。毎回同じ話だ。

その日はめずらしく電話があった。
「今日は、行こうと思うので迎えに来てほしい」
久しぶりの利用であった。月に一度の顔見せなのか？
まあ良い、行ってみよう。
家の近くの玄関が見える場所に到着。
電話をかける。家の前の道は狭く、玄関の前に姿が見えたら
車を寄せて行くのが常である。

その時がやって来た。
出てきた！　う〜ん何だ！　何かおかしい！
玄関の前で両手で✕のサイン！
何だ！　何があった！　初めて見る姿に戸惑う。
✕って何だ？　チョメチョメか？　あのドラマ見てたのか？
いや89歳のおばあさんだ！　そんな訳ない。
これは・・・アクシデントだ！！

ヤバい！　きっとヤバい事だ！　心臓がバクバクする！　走れ！！
近寄ると頭から大流血だ！！
「どうした！？　大丈夫・・？」応答あり。
庭でこけて石に頭を強打したらしい。119番通報・救急車要請！
それにしてもひどい出血だ！手に持っていたニット帽で圧迫する。
顔面に血が流れ、あごに血がしたたっている。
おばあさんは、化粧が濃い。
ファンデーションなのか、顔色が悪いのか見分けがつかない。
以前もこんな場面に遭遇したことはあるが、血まみれのおばあさんは、
・・・実に怖い、めちゃくちゃ怖い。
心臓の鼓動がさらに早くなる！　早く救急車来てくれ！

時々、車が通る。こっちを見ている。
血まみれのおばあさんと、ちょっとガタイのいい男。
強盗事件の犯人と被害者？　違う！違う！

救急車到着。
一連の状況を説明する。
救急隊員による応急処置をしてもらう。　
隊員の聞き取りに「私は記憶喪失ですねん！」
出た！言ってる！　無事を確認。
頭部裂傷、その日のうちに家に帰る。

翌週・・・
「そんなことありましたか？」頭を強打した影響か？それとも記憶喪失か？

いやこれが、認知症だ。

ゆんたくも21周年を迎え
いよいよ22年目

4月は介護報酬改定
ほんのわずか上がるのかな？デイサービス
世の中は、賃上げ！株価4万越え！

三台ある車もフル回転
走行距離はどれも10万キロ越え
ガンバレ車！ガンバレ介護！

有難いことに、連日満員御礼！
22年目も変わらず頑張ろう！

いよいよ今週日曜日は、恒例の奈良マラソンです。
ゆんたく前の大通りは今回も折り返し地点です。

イチョウの葉っぱもあと少し！
頑張れ！ランナーのみなさん！

やりました！
18年ぶりの「アレ」、
いや封印を解きましょう。
「優勝」おめでとう！！

デイサービスみやぎ・デイサービスゆんたくの創設者
故 清水嘉啓 前所長も見てましたか？
勝利の美酒をあびるほど飲んでることでしょう！
今晩もおいしいビールをいただきましょう！
カンパーイ！
バモス！

今日は何日？何曜日？
わからぬままにデイサービスへ

お風呂に入るのを嫌がる
「身体測定しましょう」
「温泉へ行きましょう」
なんだかんだでお風呂へ入る
「あ〜気持ちがいい」
入るといつもご機嫌さん
「ありがとうね」

お昼ご飯をたべる
「いただきます」食欲はある
「ごちそうさまでした」

「帰りたい」とソワソワウロウロ

夕方、車で送る
家族が帰る時間に合わせて送る
早すぎるとドライブする
車窓から外を眺めている

到着する
「いい旅でした」
「ありがとうね」
握手する

「こちらこそありがとうございます」

2023年2月1日でデイサービスゆんたくは開設20周年を迎えました。

たくさんのゆんたくに関わって下さった皆様のおかげです。感謝！感謝！

ご利用者さんとの記念撮影写真をご紹介。

20周年を記念して、「ならヒューライツニュース」という機関紙に寄稿を掲載して頂きました。
写真をクリックしていただくと拡大します。

次は30周年目指して頑張ります！
これからもデイサービスゆんたくをよろしくお願いいたします。

青かったイチョウの葉っぱも紅葉シーズンを終えて、現在このように・・・。

もう少しで全部散り、我々の掃除シーズンも終わりです。

今週は奈良マラソンでにぎわいます。